脊柱管狭窄症に対する再生医療SPINE REGENERATION
幹細胞は脊柱管狭窄症を軽減する

- 脊柱管狭窄症
L3/4間に狭窄症があり、肥厚した黄色靭帯によって脊髄神経が圧迫されています。 - 幹細胞注入
L3/4椎間板と硬膜外腔に、幹細胞を1億個注入します。 - 癒着した硬膜
圧迫された硬膜周囲には線維性癒着が生じ、組織が傷ついています。 - 修復した脊髄神経
幹細胞は神経周囲の損傷を修復します。
脊柱管狭窄症の再生医療の位置付けと役割
- 重度の狭窄症:
間欠跛行が50m以下となり、強い痛みやしびれを伴う場合には、低侵襲内視鏡下除圧術が選択されます。約1cmの小切開で行う手術で、入院は2泊程度です。 - 中程度の狭窄症:
30分以上は歩けるものの、それ以上になると下肢のしびれや痛みが出現する場合、近い将来手術が必要となる可能性があります。これを避ける改善策として、増殖した細胞1億個を脊柱管内に注入する方法が有効です。 - 手術に踏み切れない場合の狭窄症:
手術を迷っている方や、全身状態の問題から手術リスクが高い場合には、自己幹細胞やiPS細胞抽出成分を脊柱管内に注入する治療が選択されます。この治療により、神経周囲がたんぱく質からなる薄い膜で包まれるように修復・保護され、症状の緩和が期待されます。 - 幹細胞再生治療の回数:
1回の投与で症状が大きく軽減する場合もありますが、発症から半年以上経過している場合には、1〜2か月おきに2〜3回の治療を行うことで、より高い効果が期待されます。他家iPS細胞抽出成分は、治療方針決定後、約2週間で使用可能となります。 - リスクの少ない安心な治療:
幹細胞再生治療は、重い副作用が報告されることは少なく、慎重な管理のもとで行われる安全性の高い治療法です。